以前、本ブログでお知らせしました旧東京帝国大学第二工学部木造校舎について、歴史学研究会が中心となり、保存を求める要望書を提出しました。千葉資料救済ネットもこの要望に賛同し、千葉歴史学会・茨城史料ネット等と共に、連名で要望書を提出いたしました。千葉大学西千葉キャンパスに接する旧東京帝国大学生産研究所跡地には、戦時期に建てられた木造校舎2棟が現存していますが、現在解体計画が進行しています。戦時期の様相...
2020年度から運営委員を中心に取り組んだ、千葉市在住Ⅰ氏所蔵資料の調査・保存活動について報告いたします。茨城県出身者の中国戦線での従軍関係個人史料を主とするⅠ氏所蔵資料の保存活動は、所蔵者から相談を受けた茨城史料ネットより、当ネット共同代表(檜皮)に照会があり、千葉市立郷土博物館(千葉市史編さん担当)の協力を得て行ったものです。以下、具体的な活動について報告します。〇第1回Ⅰ氏所蔵資料調査・日時:2020...
2019年9月25日付けのブログ記事で報告した、館山市での被災資料救済活動の続報です。NPO法人安房文化遺産フォーラムからの要請を受け、2020年3月9日(月)に、運営委員5名が館山市に赴き、同法人が管理している資料(水損資料)の乾燥処理を、同法人メンバー等と協働で行いました。※ 緊急事態宣言発令前ではありましたが、移動・作業に際しては、可能な限り、新型コロナウイルス感染症拡大防止には留意しました。対象資料は、台風...