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古文書修補・研修日記106

小口部分が大きく欠損した竪冊資料の完成を目指します。裏打ちの終わった資料を、1枚ずつ裁断します。本紙を1枚ずつ折ったら、1枚ずつ「地」を本紙ぎりぎりのところで裁断します。そのあと、全枚数の縦横の計測をして最大値を出し、その最大値に1ミリを加えた長さで、裏打ち紙の余分な天・左右を裁断します。4枚の本紙を揃えたら(写真↓)調査票を元に、こよりが結んであったところに穴を開け、2枚ずつこよりを通して結びま...

古文書修補・研修日記105

昨日の今日ですが、今日は作業写真をちゃんと撮って、ちゃんと保存したので、おさらいしてみます。もともとは竪冊ですが、小口(冊モノの、綴じと反対にあたる部分)が大きく欠損している資料です。綴じをはずすと、一枚の状が半分に分かれてしまいます。縦の長さが8寸とわかるので、「諸国紙名録」などを参考に、横は1尺1寸程度と推測できます。その他の諸条件から、横を34.5㎝とすることにしました。カッターマットにポリ...

古文書修補・研修日記104

トラブルがあって、更新が遅れました。作業写真をカメラから外付けHDに移した直後、HDが壊れてしまい…今まで撮りためた画像が半分ほど失われてしまいました。そのショック…というのは言い訳ですが、どうにか復元できないかと試行錯誤していたら、ほぼ一週間たっていました。失われたデータ諸々の復元はあきらめました…。写真がないと、作業の様子がわかりにくいのですが、簡単にまとめておきます。状4枚を2枚ずつ綴じて、一...

古文書修補・研修日記102

今日は、下部が欠損し、継ぎ目が剥離していた状モノ資料を完成させる作業から始めました。最初の状態は写真左(↓)のような状態でした(開披作業も一苦労…)。当初は、剥離した資料をクリーニングして接合し、元の大きさの紙を推定して欠損部分に足し紙をし、虫損直しだけで終了しようと思っていましたが、思ったように皺が伸びなかったので、最終的には足し紙のあと、裏打ち紙を貼ることにしました。現存していた上半分の紙から、...

古文書修補・研修日記101

白井市役所建て替え工事に伴い、GW明けから、古文書修補作業室が一時引っ越しすることになりました。これから約1年間、仮の作業スペース(写真左↓)で作業を続けます。丸々1年間作業をお休みにしてしまうことにより技術が衰えてしまうことを危惧した結果の、苦肉の策です。今まで、一人1台の長机を占領して作業してきましたが、しばらくは4台の長机をみんなで利用していきます。使う道具も別室で保管し、必要に応じて持ち運...

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関心を持つ人々の連携を推進す
ることによって、有効な救済活
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います。

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