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古文書修補・研修日記114

今日も朝から「虫損直し」です。取りかかりから丸三日…。「虫損直し」の注意事項を、改めて先生に教えていただきました。○足し紙は最後にする  最初に足し紙をしてしまうと、糊を使った部分が乾燥するときに縮むので、本紙全体に歪みが生じてしまうため。○(足し紙以外の)大きい虫損から直す○糊を使った部分は乾燥すると縮むので、本紙の半分にビニルシート(プラスチックシート)などを乗せ、乾燥を防ぐようにするとよい○虫損...

古文書修補・研修日記113

前回からちょっと間が空きました。今日は、前々回から作業を始めた「虫損甚大」の状モノ史料の虫損直しです。すでに1度紹介済ですが、修補前の状態は以下のような感じでした(↓)。前回、クリーニングが終わりました。2枚の継紙で、現状では剥離しています。1枚ずつクリーニングをし、1枚ずつ、乾燥した状態で「虫損直し」をします。裏打ちする予定ですが、仕上がりをきれいにするため「剥離した2枚の状を継いだあと虫損直し...

古文書修補・研修日記112

再チャレンジの皺伸ばし。自画自賛ですが、粘った甲斐あって、きれいに仕上がったと思います(写真↓)。結局、何が要因かはっきりはしません(虫損の状態や本紙の厚さは一つとして同じものがないので)。けれど、私なりにつかんだコツは、皺伸ばしにある程度の湿りは必要。そして、薄いポリエステルで挟み(最近白井では、裏打ちを乾燥させるときに厚めのポリエステルを使用しています)、しっかりと重しを乗せること。条件が変わ...

古文書修補・研修日記111

前回こつこつと穴埋めした虫損史料の皺は、どうもきれいに伸びていませんでした。随分時間をかけてしまっていますが、最後のチャレンジ。もう一度皺伸ばしをすることにしました。虫損が多いと、どうしてもいろいろな箇所で紙の厚みが違ってきます(自分の技量の低さは勿論大きな要因ですが…)。直した部分がつってしまうのはやむを得ないとしても、湿り具合と重しの加減で、もう少し伸びないかな…と。皺伸ばしは、たっぷり水気を含...

古文書修補・研修日記110

朝から、こつこつこつこつ、虫損直しに励みました。今日の成果は3枚。思っている以上に鉄炮穴の多い史料で苦戦しました。虫損直しのちょっこっとメモ・直し紙は、本紙に似た色もしくはそれより薄めの色を使うようにする・皺伸ばしをするときは、最初に、直した部分(厚みのある部分)から軽く湿りを加え、徐々に全体に湿りを加えるようにする。びしょびしょにする必要はない。最終的に、湿りが均等に広がるように気をつける。・皺...

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ることによって、有効な救済活
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います。

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