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ネットワーク通信14:袖ケ浦市郷土博物館 稲葉理恵さん

みなさん、こんにちは。千葉資料ネットです。まずは先日の熊本地震で被害に遭われた方々、関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。心身の健康そして生活において、少しでも早く落ち着いた日々・心休まる時間を迎えられますようお祈り申し上げます。 間もなく千葉資料ネットでは今年度第1回目の運営委員会が開かれますが、この地震についてもどのような形になるかわかりませんが話しあいがなされるかと思います。一般会員の皆様...

古文書修補・研修日記67

【今日の作業】 ①糊作り ②資料246(2枚の継ぎ紙)の接合→乾燥→余白の裁断=完成 ③資料248(絵図)の虫損直し→・皺伸ばし・乾燥→余白の裁断=完成いろいろな道具を使うので、どの順番でどの作業したら効率的か、考えながら作業するようになりました(少しだけ)。糊作りについて、まとめておきたいと思います。必要な道具は、右上から時計回りに ・タライ(練った糊を冷やすのに使う) ・タオル(練った糊が乾燥しないように...

古文書修補・研修日記66

今日は、「虫損直しのみ」をする、継ぎ目の剥がれた状モノの修補を行いました。「裏打ちをする」場合、文字にかからない、まんまるい「鉄砲穴」は、必ずしも穴埋めする必要はありませんが、「裏打ちをしない」場合は、どんなに小さな穴も埋めなければなりません。これは結構大変です。クリーニングをして、レーヨン紙に挟み乾燥させたあとの資料です。本紙は2枚だけ。かつ、2枚とも天地の高さが揃っているので、「足し紙は不要」...

古文書修補・研修日記65

新年度が始まりました。今日は、前年度から継続となっていた冊モノを完成させました。冊モノの製本過程について、まとめたいと思います。下の写真は、裏打ちをして乾燥した状態の本紙です(資料の特定ができないように、表紙ではなく、中身の一部を参考画像として紹介します)。①まず、表紙・裏表紙を含む本紙をすべて半分に折ります(写真↓)。一応、本来の折り目を軸にしますが、クリーニングで和紙が伸びたり、歪みが補正された...

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千葉資料救済ネット

Author:千葉資料救済ネット
本ネットは、災害などによって
歴史・文化・自然資料への悪影
響が県内で起こった時に、資料
救済活動をスムースに推進する
ために結成されました。
歴史・文化・自然資料に興味・
関心を持つ人々の連携を推進す
ることによって、有効な救済活
動を実現することを目的として
います。

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