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古文書修補・研修日記123 止

端裏書のある状モノの処理の方法です。端裏書のある表部分は、ちょうど文字がないところでした。まず裏面から虫損直しをしますが、端裏書に虫損がかかっている部分は表側から虫損直しをします。本紙全体の虫損直しが終わったら、通常通り裏面に「裏打ち紙」を貼りますが、端裏書にかかる「裏打ち紙」はむしり取ります。本紙の端の切断部分が曲がっていたので足し紙をしたいのですが、端裏書が端ぎりぎりまで使って書かれていたので...

千葉歴史・自然資料救済ネットワーク2018年度総会・勉強会のご案内

千葉歴史・自然資料救済ネットワーク2018年度総会・勉強会のご案内日時:2018年3月18日(日) 13:30~17:30(13:00開場)場所:千葉大学教育学部2号館2階2204室(千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33千葉大学西千葉キャンパス内)総会:2017年度活動報告・会計報告、2018年度活動計画勉強会:「駿河国田中藩の相馬領支配と地域社会」講演 立野晃氏 / COC事業報告 黒田千尋氏・五味玲子氏 / 史料研究ノート 藤野紗江氏・福島彩矢子氏参...

古文書修補・研修日記122

約70㎝という長さの史料は、なんとか完成しました。ひどい汚れもなく、状態の良い史料でしたが、保存用の封筒にしまうには、ある程度の大きさに折りたたむ必要があります。見た目には折れ皺もとれ、きれいに仕上がったように見えますが、よく見ると、たたんであった時の折れ皺が、紙にはしっかりと刻まれています。封筒に入る最大限の大きさで、折れ皺(折れ線)を最小限にし、折りたたんで収納します。調査表には、おおよそでは...

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響が県内で起こった時に、資料
救済活動をスムースに推進する
ために結成されました。
歴史・文化・自然資料に興味・
関心を持つ人々の連携を推進す
ることによって、有効な救済活
動を実現することを目的として
います。

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