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古文書修補・研修日記25

年明け初めての古文書修補です。どうぞよろしくお願いいたします。

白井市の古文書修補は、すでに先週の土曜日から始まっていました。
水曜日のみ参加している私は、今日が最初の活動となります。
ところが、横山先生が体調不良のため、急遽お休みされることになりました。
予定通り集まったスタッフの皆さんと、粛々と作業を進めることになりました。

資料館では毎回作業記録をつけるシステムになっていますが、昨年末頃から、状モノの修補が増え、一日に複数点の資料を扱うようになったため、私自身も、自分用の記録を付けるようにしました。

今日は最終的に、状モノ5点に関わりました。
 資料A:前回虫損直しをして乾燥させていた→本日、はみ出した直し紙の裁断をして終了
 資料B:2枚の継紙。本日は2枚目の本紙を虫損直し。地に足し紙。継ぎ目部分に足し紙をして乾燥させる。
 資料C:新規資料(2枚の継紙)。調査をした後、必要な大きさのレーヨン紙を用意し、クリーニング。状態は良いので、裏打ちナシ。乾燥中。
 資料D:新規資料(2枚の継紙)。資料Cと同じ作業。
 資料E:新規資料。右上部が大きく欠損した一紙モノ。調査をした後、裏打ちが必要なため、必要な大きさのレーヨン紙と裏打ち紙を用意し、クリーニング。乾燥中。

継紙は、継ぎ目が剥離しているものもありますが、継いだままのものも当然あります。修補するときは、一度継ぎ目を全部剥がし、1枚ずつクリーニングします。継ぎ目に湿りを加え、ゆっくり剥がしていきます。複数枚の和紙を継いでいる場合は、1枚ごとに番号を付けた付箋(和紙)をつけて作業します。
私はまだ初心者なので、継ぎ紙が2枚くらいの小さい資料を作業させていただいているので、紙を継ぐことはそんなに大ごとではない(はず)なのですが、いわゆる受取(領収書)など、比較的簡易な内容に使う和紙は、粗雑なものもあります。すると、ちょっとサイズの違う和紙を継いであったり、斜めに継いであったりするものがあり、継ぎ目の文字に合わせて貼り合わせると、全体が歪んだ状態でできあがることになります。裏打ちの必要がない程度の資料でも、天地に足し紙をしたほうがいいのか、悩んでいます。

今日は横山先生がお休みだったので、この課題は保留です。
〈研修日:2015/01/14 後藤恵菜〉

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