遅くなりましたが、3月21日に千葉大学にて開催した、第4回総会のご報告をさせていただきます。
今回の総会のタイトルは、「震災の記憶を共有する―1.17から20年―」というもので、
2015年が阪神・淡路大震災から20年目にあたることを踏まえ、
・当ネットが強く意識してきた東日本大震災以外の、各地で起こった災害
・他地域の資料ネットの活動
も視野に入れて情報交換を行い、2015年度、さらにはそれ以降、千葉資料救済ネットに何ができるのか?を考えようと企画いたしました。
当日は、
(1)運営委員から、2014年度の活動報告および会計報告、2015年度の活動方針案の提示
(2)運営委員の新田裕二郎(当時千葉大学教育学部4年)による、全国史料ネット研究交流集会の参加報告
(3)阪神・淡路大震災や防災に関するDVDの鑑賞
(4)意見交換
という流れで会を進めました。

(4)の意見交換では、
(2)の新田報告で紹介された内容に加え、参加者から、東北地方・中国地方の資料ネットの活動内容が紹介され、
・行政や郷土史団体との関係構築
・指定文化財以外の資料の救済・保全
・資料救済・保全活動に、幅広い層の方々が参加しやすい環境作り
といった点について、意見や情報、そして悩みも伝え合い、今後の方向性を考えました。

なお、昨日4月14日には、新年度第1回目の運営会議を行っております。
2015年度から新たに運営委員、あるいはMLへの参加をなさりたいという方は、代表アドレスまでご一報ください。
(文責:小田)
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