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古文書修補・研修日記56

先日は半日しか作業しなかったので、絵図面の修補が中途半端になってしまいました。
今日は、残る左面をクリーニングすることから始めました。
先日の先生の作業を思い出しながら、色落ちしないよう強くこすらないように、
ポリエステルとレーヨンによるダブルサンドでクリーニングしました。
この左面が完全に乾いたら虫損直しをする作業に入りますが、
ちょっと記憶があいまいで、
○左右を継いでから虫損直し→裏打ち
という流れでいいのか、ちょっと不安です。この場合、継ぎ目を固糊でしっかり継がないと、虫損直しをする前段階で湿りを加えたとき(=水でしっかり濡らす)、継ぎ目がはがれてしまいます。
来週ちゃんと確認して、作業したいと思います。

今日は絵図面の作業がここまでなので、新しい資料をいただきました。

2枚の状を継いだ継紙で、端裏書と裏に継ぎ目印があります。
虫損もありますが、状はしっかりと継いであります。
そのため、わざわざ継ぎ目を剥がしてクリーニングする必要はなく、つながったままクリーニングしてよいとのこと。
確かに、しっかり水を含ませても、糊が剥がれることはありませんでした。
文書の状態によっては、継ぎ目を剥がす必要がない、ということを知りました。
このため、クリーニングしてしっかり乾燥させたら、裏打ちせずにそのまま虫損直しをすることになりました。

継ぎ紙なので少し長いのですが、なんとかクリーニングを終え、乾燥中。

またもや手が空いてしまったので、さらに新しい資料をいただきました。
久々の竪冊です。半年ぶりくらいかもしれません。
…作業手順があいまいに…
今日は無理せず、しっかりと調査を行い、先輩スタッフの方に、解体作業につきあっていただきました。

今日はいろいろな資料に携わってしまいましたが、
来週は絵図面の完成を目指し、うまくいけば、継ぎ紙の虫損直し。
竪冊資料に関わるのは再来週以降になりそうです。
しっかり復習しておきたいと思います。

〈研修日:2016/01/27 後藤恵菜〉
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