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常総市公文書レスキュー参加記(多摩美術大学・遠藤さん)

運営委員の小田真裕です。

1月27日に、常総市での公文書レスキューに参加した遠藤菜摘さんが、活動参加記を書いてくださいました。
遠藤さんは、多摩美術大学の1年生で、2015年秋から運営委員に加わってくださっています。

常総市での公文書レスキューにこれまで参加したことがない方も、忙しくて最近参加できていない方も、
できる範囲で、少しでも常総市の資料保全・救済活動をサポートしていきましょう。
また、千葉ネット運営会議への参加も随時受け付けております。ご関心がある方は、代表アドレスまでご連絡ください。
以下、遠藤さんの文章です。
++++++++++

こんにちは。運営委員の遠藤です。
1/27(水)に常総市役所での永年保存文書救済のボランティアに参加してまいりました。
この常総市役所での文書レスキューは私自身初めての参加だったこともあり、
大まかではありますが、現地での作業や感想等を共有させて頂ければと思います。

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⚪︎作業人数
二日連続で参加された女性が一名とシニアの方々が二名、あともう一人男性がいらっしゃいました。
資料の取り扱いについては、宮代町郷土資料館の横内さんが現場の指導に当たられており、
作業としては、上記の六名で行われました。
(集合時の集約は常総市役所総務課の倉持さんが行っておりました)

⚪︎作業内容
解体と開冊作業(+調査票への記入)を行いました。
古新聞などはすでに乾燥が進んでいましたが、その他綴り紐で閉じられている資料などは、
まだ湿り気のあるものが多かったです。(手で触れてかなり冷んやりしているような感じ)

⚪︎作業した資料
今回私が作業した資料は戦前〜戦中の頃のものでした。
昭和20年4月の新聞や水海道地区で徴兵された若者とその家族の名簿などを作業しました。

⚪︎感想
現場は黙々と作業が進められており、私も集中して取り組むことができました。
今回の開冊自体は正しい手順を踏めば難しいものではなかったため、
初参加でも不安な要素はなく、作業に没頭することができました。
また、作業した資料からはかなり歴史の重々しさを感じました。
現場には膨大な資料が山積しており、年単位でないととても処置しきれないと身に沁みました。
今後も合間を縫って作業に参加していくつもりです。
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以上、今後常総市役所での活動に参加される方やご興味のある方の一助となれば幸いです。
宜しくお願いいたします。
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