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古文書修補・研修日記83

今日もスタッフ全員で、石巻の被災資料修補作業です。

5冊お預かりした版本のうち、クリーニング・裏打ち作業は4冊目に入りました。
1冊の平均が50丁前後。原則はえり好みせず、解体した資料を上から順にひきとって、作業することになっています。
どうしても、冊子の最初と最後の数頁は傷みが激しいものが多く難物なのですが、
一見しっかりしているように見えるものも、一度水に浸すと、紙がとても弱っていることがわかります。
ポリエステル紙を剥がすときはとくに気をつける必要があります。
脆くなった本紙が、べったりとポリエステルに付いてきてしまうのです。
一度丸まってしまった和紙を元に戻すのは、ほとんど困難です。

本紙を広げて、水をかけるとき。
本紙の皺を伸ばす手加減。
ポリエステル紙を剥がすとき。
裏打ち紙を乗せて、密着させるとき。

とても緊張します。
慎重に、丁寧に…を心がけます。
今日は、5枚の資料をクリーニングしました。

〈研修日:2016/09/28 後藤恵菜〉
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