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古文書修補・研修日記115

虫損の多い資料に当たったとはいえ、ちょっと時間がかかりすぎていることを、大いに反省しています。
今朝から、私と同じように虫損の多い資料にとりかかった方は、端から黙々と虫損を埋める作業を続け、夕方にはほぼメドがついていました…。その資料にも裏に継ぎ目印があり、また和紙が厚めでしっかりしていたので、裏打ちはせず虫損直しのみで仕上げるとのことです。
私が手がけてきた資料は、下が一部欠損しているため足し紙が必要で、見栄えのこともあり裏打ちをするつもりでいますが、虫損直しの仕上がり次第では、このまま終了でいったほうがいいのだろうか、と思案しています。
本紙が厚め(0.1ミリ)なので、虫損を直した箇所が思いのほかつってしまいます。
今日の夕方、ようやく一通りの虫損直しが終わったので、しっかり皺伸ばしをしようと、かなり水気を含ませて乾燥させています。
次回は皺の伸び具合がよければ継紙の2枚目に足し紙をし、本紙を継いでから、そのまま完成とするか、裏打ちをするか考えたいと思います。

なお、虫損直しした箇所にちょっと厚みが出てしまった場合は、その箇所にポリエステル紙などをあて、木槌などで叩くといいそうです。和紙は適度に穴にはまり込んでくれるそうです。和紙の柔軟さ、扱いやすさがわかります。

次回は12月6日(水)の予定です。

〈研修日:2017/11/29 後藤恵菜〉
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