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古文書修補・研修日記121

状態は良好。鉄炮穴が所々にあり、端裏書がある状モノです。紙の状態は良いので裏打ちはせず、虫損直しのみの作業とします。
ちょうど、端裏書にあたる部分に虫穴があります。このような場合は、表面から虫損を埋めます。直し紙の厚さと本紙の厚さを揃え、和紙の繊維を使うようにして補うと、表から直してもあまり目立ちません。
両面に文字と虫損

固糊は、小さくて浅めのタッパなどを利用すると便利です。冬場はとくに糊が乾燥しないように、使わないときはこまめに蓋をするようにします。
固糊

今回は全長70㎝ほどの継ぎ紙を修補しました。継ぎ目の糊代がやや少なめでしたが、固糊をしっかり使うと、ちゃんと接合できます。次回、皺の状態などを確認すれば終了です。

次の新しい資料は折れ皺が多く、貼り紙(訂正の書込をしたもの)が付属するなど、ちょっと厄介です。今日のうちにクリーニングを終えたので、次回はその出来具合を確認しながら作戦を練りたいと思います。皺も虫損も多いので、裏打ちをする予定ですが、貼り紙の処理の仕方が課題です。

次回は2月28日の予定です。

〈研修日:2018/02/21 後藤恵菜〉
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