千葉資料救済ネット総会・勉強会を開催しました。
〇総会
2022年度の活動報告・会計報告、2023年度の活動方針が承認されました。
これを受けて、運営委員を中心に今年度の具体的活動に取り組んでいきます。
〇勉強会(共同資料整理)
総会の後には、富津市に所在していた宮崎県立妻中学校関係資料(昭和14年前後のもの)の共同資料整理を行いました。
高校生・大学生・一般の方など様々な方にご参加いただき(高校生2名、学部生5名、大学院生2名、一般7名、運営委員10名)、共に学び交流を深めることができました。
宮崎県立妻中学校関係資料は、富津市での発見時の救済作業後、大部分について目録作成が行われましたが、計5回にわたって資料が移送されたこともあり、すぐに閲覧などの利用ができる状態ではありません。
そのため、妻中学校関係資料の宮崎県内で予定している最終保管先への受け渡しがスムーズに行えるように、かつ受け渡し後速やかに利用できるよう作業を実施しました。
具体的には、運営委員を統括役に、一般会員・学生等が組になってグループに分かれ、保存箱の並べ替え、必要な資料についての封筒詰め、混入資料(宮崎関係外)の確認、未整理資料の目録作成などの作業を行いました。
皆様のご協力もあり、妻中学校関係資料とそれ以外の資料の選り分け、おおまかな資料の確認を完了することができました。まだ少し残っている未整理部分は今後目録作成を行っていく予定です。
猛暑の中会場まで足を運んでいただきいた参加者の皆様には厚く御礼申し上げます。
次回予定は未定ですが、今回のような作業が必要となった場合には、当ブログ・当ネットTwitterでもご案内いたしますので、ご興味のある方は今後の共同史料整理にぜひご参加ください。
今後も千葉資料救済ネットの活動にご理解、ご協力賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
Author:千葉資料救済ネット
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ために結成されました。
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