Entries

古文書修補・研修日記104

トラブルがあって、更新が遅れました。作業写真をカメラから外付けHDに移した直後、HDが壊れてしまい…今まで撮りためた画像が半分ほど失われてしまいました。そのショック…というのは言い訳ですが、どうにか復元できないかと試行錯誤していたら、ほぼ一週間たっていました。失われたデータ諸々の復元はあきらめました…。写真がないと、作業の様子がわかりにくいのですが、簡単にまとめておきます。状4枚を2枚ずつ綴じて、一...

古文書修補・研修日記102

今日は、下部が欠損し、継ぎ目が剥離していた状モノ資料を完成させる作業から始めました。最初の状態は写真左(↓)のような状態でした(開披作業も一苦労…)。当初は、剥離した資料をクリーニングして接合し、元の大きさの紙を推定して欠損部分に足し紙をし、虫損直しだけで終了しようと思っていましたが、思ったように皺が伸びなかったので、最終的には足し紙のあと、裏打ち紙を貼ることにしました。現存していた上半分の紙から、...

古文書修補・研修日記101

白井市役所建て替え工事に伴い、GW明けから、古文書修補作業室が一時引っ越しすることになりました。これから約1年間、仮の作業スペース(写真左↓)で作業を続けます。丸々1年間作業をお休みにしてしまうことにより技術が衰えてしまうことを危惧した結果の、苦肉の策です。今まで、一人1台の長机を占領して作業してきましたが、しばらくは4台の長机をみんなで利用していきます。使う道具も別室で保管し、必要に応じて持ち運...

古文書修補・研修日記100

前回から取り組んでいる、下半分が欠損した資料の続きです。2枚に分離していたものをそれぞれ「ふのり」をかけて乾燥させた後、乾いた状態でポリエステルをはずし、固糊で2枚を接合させました。下部の裂損部分が薄くなっており、紙自体が少々弱くなっています。本紙を5寸5分の半紙と推測し、欠損している部分に足し紙をします。本紙(0.06ミリ)と同じ厚みの和紙を用意し、残っている本紙の縦の長さ+足し紙=5寸5分(+α)...

古文書修補・研修日記99

長らく手こずっていた「虫損不開」資料の仕上げです。面積が広い資料は虫損が多く、思いのほか紙自体が弱っていました。「ふのり」をかけましたが、その後薄糊をかけてポリエステルをはがし虫損直しをする段階で、さらにぽろぽろと繊維がポリエステルについてきてしまいました。正直なところ、破損を拡大してしまいました。前回も反省として記しましたが、本当に状態が酷く修補の技術が未熟な場合は無理をせず、「ふのり」をかけて...

Appendix

プロフィール

千葉資料救済ネット

Author:千葉資料救済ネット
本ネットは、災害などによって
歴史・文化・自然資料への悪影
響が県内で起こった時に、資料
救済活動をスムースに推進する
ために結成されました。
歴史・文化・自然資料に興味・
関心を持つ人々の連携を推進す
ることによって、有効な救済活
動を実現することを目的として
います。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR