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古文書修補・研修日記118

新年を迎えました。今年も研修に励みたいと思います。昨年から年越ししてしまった、虫損の酷い史料(写真左↓)。余分な裏打ち紙を裁断し、今日で完成です(写真右↓)。2枚の状をつないだ史料は、最終的に70㎝強×33㎝ほどの大きさになりました。紙はしっかりしていましたが、虫損が多かったので裏打ち紙を貼りました。1枚目は天地(上下)に足し紙をしてから裏打ち、2枚目は地(下)のみ足し紙をしたのですが、繋いでみると...

古文書修補・研修日記117

今年最後の修補です。手こずっていた虫損史料の完成を目指していたのですが(タイミング的には出来たのですが)、朝から「和本作り」をすることになり、修補史料の完成は年越しとなりました。年明けに、市民を対象にした「和本作り」講座があります。修補スタッフの方が助手としてお手伝いされるので、この講座の前には、修補スタッフ全員がおさらいのため、和本を1冊作る機会をいただけます。私にもその機会をいただいたので、一...

古文書修補・研修日記116

四苦八苦した虫損史料ですが、最終判断として、「裏打ち」をすることにしました。裏打ち紙を貼るにあたって、失敗しました(T_T)裏打ちをする前に、継ぎ紙の2枚目、下の欠損部分に足し紙をし、本紙2枚を繋ぎ、乾燥させました。そのあと、裏打ちをするため本紙全体に湿りを与えるます。ポリエステルで本紙をサンドし、刷毛で水気を加えたのですが、これが大失敗…。ポリエステル紙の性質は、水で濡らしても紙は伸びないこと。そ...

古文書修補・研修日記115

虫損の多い資料に当たったとはいえ、ちょっと時間がかかりすぎていることを、大いに反省しています。今朝から、私と同じように虫損の多い資料にとりかかった方は、端から黙々と虫損を埋める作業を続け、夕方にはほぼメドがついていました…。その資料にも裏に継ぎ目印があり、また和紙が厚めでしっかりしていたので、裏打ちはせず虫損直しのみで仕上げるとのことです。私が手がけてきた資料は、下が一部欠損しているため足し紙が必...

古文書修補・研修日記114

今日も朝から「虫損直し」です。取りかかりから丸三日…。「虫損直し」の注意事項を、改めて先生に教えていただきました。○足し紙は最後にする  最初に足し紙をしてしまうと、糊を使った部分が乾燥するときに縮むので、本紙全体に歪みが生じてしまうため。○(足し紙以外の)大きい虫損から直す○糊を使った部分は乾燥すると縮むので、本紙の半分にビニルシート(プラスチックシート)などを乗せ、乾燥を防ぐようにするとよい○虫損...

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響が県内で起こった時に、資料
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ために結成されました。
歴史・文化・自然資料に興味・
関心を持つ人々の連携を推進す
ることによって、有効な救済活
動を実現することを目的として
います。

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